理論編では情報可視化の6ステップに沿って、検討すべき要素とそれぞれに関するいくつかの処理方法を紹介しました。これらはデータ分析や情報可視化を行う際の参照点になりますが、実際には主題、問い、目的などによって様々な方法を使うことになります。

実践編では、最終課題に向けて可視化作品を作っていただきます。同時に、受講生の皆さんそれぞれのプロセスも共有していただきます。これらを通して、問いやデータに適した方法を模索し、試行錯誤しながら作品を作り上げることを体感していただけたらと思います。

データ可視化の6ステップ

今日は特に、主題と問いの設定およびデータの取得方法について考えてみてください。講義の最後に簡単に共有していただきます。

最終課題

  • 課題:関心がある主題について可視化作品を作成する
    • 主題はスポーツ、経済、環境、科学、文学、自分の研究や趣味など、なんでも
    • データ分析や可視化の道具は問いません
  • 最終発表:10分程度/人(発表5分、ディスカッション5分)
  • 発表資料:A4数枚に以下の内容をまとめ、発表後に提出してください
    • 答えたい問い
    • データの概要、取得と前処理の方法
    • データ変数と視覚変数の対応関係
    • 可視化作品と考察
    • コードかコードへのリンク(あれば)